社員紹介

製造部門 Rさん 2023年入社

Q.仕事内容を教えてください

A.穴明け工程※1を担当しています。穴明け機の操作は、基材※2をセットした後、製造指図書のバーコードを読み取って、セットされた加工条件に間違いがないかを確認します。間違いがなければ、スタートボタンを押して加工を開始します。加工内容はプログラムされていますので、自動で穴明け加工をしてくれます。途中でエラーが発生したときには、エラー内容を確認してドリル交換などの対応をします。穴明け加工が終わった製品は、ホールアナライザー(穴位置検査装置)で検査します。ホールアナライザーでの検査は、穴明け加工が完了した製品をセットし、スキャンして読み取ります。結果が画面に表示されるので、穴位置のズレや未貫通がないかを確認します。検査後は1枚ずつキズや汚れ、シミがないかを、目視で出来栄え確認をします。加工後はiPadで、品質管理のためのチェックシートの入力をします。
 その他に、治具穴製品の加工作業をしています。穴明け加工より太いドリルを使用して、後工程で使用するための治具穴をあけます。
 ※1穴明け工程:穴明け機での加工、検査等の工程 ※2基材:半導体デバイスやパッケージを搭載するための基板材料

Q.職場の雰囲気を教えてください

A.作業が分担されていますが、わからないときには質問しやすい環境です。
 入社後は作業を丁寧に教えてもらえます。最初は覚えることがたくさんありますが、覚えて作業ができるようになると一人で作業ができます。私は派遣社員として入社しましたが、現在は契約社員として働いています。正社員も目指せる環境だと思います。

Q.業務をするうえで大切にしていることはありますか

A.作業手順どおりに作業をすることです。手順書がありますので、作業しやすいです。不良があったときにはすぐにリーダーへ連絡して、指示をもらうようにしています。
 自分が作業してミスや不良がないとよかったなと感じますし、納期を守ることが大事ですので、基本や手順をしっかり守って作業しています。

Q.今後身につけたいスキルややってみたい仕事はありますか

A.今後は板取り工程※3も覚えて、自分ができる作業を増やしたいです。資格手当も充実しているので、資格にも挑戦して、スキルアップしたいと思います。
 3板取り工程:基材の開梱、ベーキング、レーザー刻印、ルーター加工等の工程

研磨部門 Kさん 2016年入社

Q.仕事内容を教えてください

A.ドリルの研磨作業とその準備作業をしています。
 研磨作業では、その日最初に削り始める前に、研磨機の調整をします。1本ドリルを研磨してみて、研磨された形状を顕微鏡で確認し、機械の微調整をします。調整した後、もう一度ドリルを研磨し外観検査をして、調整が正しくできていることを確認してから、続けて研磨していきます。ドリルを1本ずつ研磨機にセットして作業しますが、1本研磨している間に、研磨し終わったドリルの形状を顕微鏡で検査します。慣れてくると1時間に300本くらい研磨作業ができるようになります。
 入社後、1か月から3か月くらい研修期間がありますので、その間に研磨後の良品ドリルの形状を覚えます。ドリルの刃の直径は、0.15mmから0.45mmまで種類があって、繰り返し練習すると、良品と不良品の形状を判断できるようになります。研修期間が終わると、実際に製品に使用するドリルの研磨作業をします。
 準備作業では、生産計画に合わせてドリルの種類と本数を準備します。研磨作業が終わったドリルは、決まった項目を検査して、結果をパソコンで品質記録に入力します。ドリルはバーコードで管理されているので、研磨前と研磨後には必ずバーコードを読み取って、品質管理を行っています。

Q.どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか

A.ドリルの研磨作業では、不良を出さないことを心がけています。全部削り終わったときに、不良が少ないとよかったなと思います。入社当時は、ドリルを機械にセットする作業が危険に感じて、自分にはできないかもと思いました。練習していくうちに、いろいろな種類のドリルの研磨ができるようになって、機械の調整も自分でできるようになると、作業スピードが速くなり、うれしくなりました。
 同じ作業を繰り返し行うので、コツコツ作業することが好きな人には向いている仕事だと思います。

Q.職場の雰囲気を教えてください

 研磨作業中は、みなさん集中して作業をしていますが、休憩中は和気あいあいとしています。誰とでも話しやすくて、誰かが困っていたらすぐに助けてくれます。
 現在、研磨室のレイアウトを変更中で、みんなで考えて意見を出し合っています。研磨作業は椅子に座って作業するので、作業しやすいよう工夫しています。相談しやすい環境だなと思います。

Q.業務をするうえで大切にしていることはありますか

A.ドリルの刃はとても細くて折れやすいので、注意して作業しないとケガにつながります。なので、研磨作業中は安全作業を心掛けています。

Q.今後身につけたいスキルややってみたい仕事はありますか

A.パソコンを覚えたいです。日ごろから改善に取り組んでいて、パソコンを使用することで改善できることも多いので、パソコンを使えるようになりたいです。

製造部門 管理職  Sさん 2012年入社

Q.仕事内容を教えてください

A.顧客の生産計画に合わせて、自社工程の計画と実績管理をしています。
 計画では、配台計画、ドリル使用本数の管理、作業者の管理などの業務があります。毎日の生産計画に合わせて、複数台機械があるので、何号機を使用してどの製品を加工するのか配台計画を立てます。ドリルは必要な種類と本数を確認して、ドリル研磨作業者へ指示を出します。作業者の管理では、板取りと穴明けの2つの工程があるので、生産計画に合わせて各班の作業者の配置を決めます。
 実績管理では、毎日生産計画どおりに製品の払出ができているか、納期が守られているかなどの生産状況について、製造のリーダーからの報告を確認します。毎日チェックシートを見て品質の確認をし、品質不良が出たら、保全部門と連携して対応策を考えます。研磨作業者の毎日のドリル研磨本数を確認し、実績管理も行います。
 顧客との調整も私の仕事です。不良が発生した場合の調査、報告、対策会議への参加、製造現場への指示などをします。

Q.どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか

A.会社を代表して顧客とやりとりをしていますので、責任のある仕事を任せてもらっていると感じています。工程内でも作業者からすぐに報告があるので、部下からも信頼されているなと感じます。人材の採用にも関わっていますし、部下を育てることにもやりがいを感じます。

Q.職場の雰囲気を教えてください

A.職場は和気あいあいとしています。仕事上でのコミュニケーションももちろんありますが、仕事以外でもいろいろな話をします。20代から50代まで幅広い年齢の方が働いていますが、みんな遠慮なく話をしていると思います。

Q.当社の魅力はどこだと思いますか

A.自分たちが作る製品を世の中の人が使ってくれているところだと思います。
 私は製造、保全、リーダーの仕事を経験して、現在は管理の仕事をしています。意欲があればいろいろな業務が経験できますし、評価もしてもらえるので、キャリアアップができると思います。派遣社員から正社員になった方もたくさんいます。

Q.業務をするうえで大切にしていることはありますか

A.報連相とコミュニケーションです。話をすることで円滑に仕事を進めることができると思うので、いろいろな部署の方とコミュニケーションをとって、今までの知識と経験を生かしながら仕事をしています。

Q.どんな方に当社で働いてもらいたいですか

A.作業者は、黙々と作業ができる方が向いていると思います。管理者は、リーダーシップと責任感が必要ですので、向上心を持って意欲的に取り組める人がよいと思います。

ヤバシテクノ株式会社 
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